日本に棲む淡水魚と遊ぶブログまとめ

追加調査

前回の細見谷川調査ではゴギが少し寂しい結果に終わったため、さっそく追加調査に向かう。

 

9月に入ってからようやく天候も落ち着き、快晴の日もみられている。秋晴れとはよく言ったもので、今年は特に梅雨がずっと続いていた印象がある。今回は先日と同じ場所に行くのだが、少し気分を変えて普段通らないルートで時間をかけて行ってみることにした。

 

話が飛ぶが、私の住む安芸高田には野生のシカが異常に多い。毎日ランニングをすることにしているが、ランニング中にかなりの確率で見かけるし、夜の運転では遭遇率が跳ね上がり、地元の人の多くは接触事故歴を持ったり聞いたりしているほどだ。

 

特に、安芸高田を縦断するように流れている可愛川(えのかわ)の土手あたりには集団で生活が成立しているらしく、一度通っただけで20頭ほどの集団を見かけたこともある。もはや動物園状態で、夜の運転では見かけないことはまずない。

 

そんなところから、どのあたりまでシカが出没するのか確認してみたいのが一つ。あと一つ、ここしばらく毎日のように見られる朝霧がどのくらいの範囲で見られるのかも可能な限りチェックしてみたい。

 

朝霧といえば、三次が有名処である。時期がきたら今年中にレポを兼ねて一度行ってみようと思っているが、安芸高田でも早朝の運転はほとんど前が見えなくなる。この霧はいったいどのあたりまで出ているのだろうか。

 

以上のことを確認してみたいと思い、敢えて高速道路を使わず一般道を使ってのんびり目的地に向かう。結果的にシカは千代田あたりまではコンスタントに出没するが、千代田の中心地からは全く見られなくなった。霧に関しては豊平や大朝あたりで急に晴れてしまう。ただ、霧に関しては現地(恐羅漢・三段峡)が近づくにつれ再び色濃くなってきた。

 

現地に着いたときにはちょうど朝日が昇り始めですでに霧はみえず、今日も晴天なのが十分すぎるほどに伝わってくる。

 

さっそく調査に向かう。前回、初めてだったこともあり車はかなり手前に置いて出発したが、きわどいながらもギリギリ行けると判断できたため今回は限界まで走らせてみることにした。

 

全く整備されていない林道なので、地面はとんでもなく凸凹だらけで、普通の車であれば絶対に行く気になれない道だ。サーフを久々に4駆にし、川底のような道をヒヤヒヤしながら進む。

 

わずか3日前に来ているが、そのときよりもさらに林道工事は進んでいる様子で、この様子だと帰路工事をしている中を道を空けてもらって通ることになるだろう。

 

前回は駐車場から1時間半ほど歩いたところから入渓になったが、車をほとんどゴール地点のあたりまでデポできたので本日は30分もかからず目的地に着く。この川は下流の方は落差に富み、ゴルジュなど泳ぎが必要な箇所が多いのが特徴だ。

 

しかし、ここ最近入っているような上流部では写真のような平瀬が多く、落差もあまりないため、釣るとなるとどうしても活発なアマゴのほうが目立つ。アマゴはそれなりにいることはもう分かっているので、今回は平瀬は無視し、落ち込みや深みのある場所だけを狙うことにした。

 

適当に10匹くらい上げたが、今日はゴギの方が多く、20センチ級を拝むことに成功。いつもは数匹拝めるとすぐ満足して納竿するのだが、もうワンサイズ大きいものも見たかったのでしばらく続ける。

 

が、これからというときに不意に川の水が濁りを帯びてきた。気が付けばあれよあれよという間に透明な水が茶色い濁流に変わる。これがスケールの大きな川であれば身の危険を察知し、すぐにエスケープでもするところだ。急に濁ったりするのは鉄砲水や雪渓崩壊などのサインだったりする。

 

ただ、今回に関してはすでに原因が分かってしまっている。例の工事である。工事が土砂を削り、川にヘドロが流れ込んでいるための現象だった。こんな感じで基本日曜日以外は日中濁流の時間が長いのだろう。

 

川の水が濁ると釣り自体はやりやすくなる。魚からこちらが見えないため入れ食いになるからだ。ただ、ここがアマゾンであれば別だが、このような茶色い川ではこちらも気分が全く乗ってこないということで結局納竿となった。

 

工事は28年10月まで続くそうだ。ここに遊びに来るなら選択肢は日曜以外にはなさそうだ。


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