増えてきたニッタン
前回の日淡ブログでついに淡水魚の飼育を開始してしまった。勢いとはいえ、一度自分で捕まえてきた生物の世話をするようになるとそう簡単には欲を抑えきれなくなってくる。
ここしばらくは古民家ブログが記事の大部分を占めており、家の購入から1年以上ほぼ休みなしで毎日DIYを続けている。先日ユニットバスの設置という大仕事が終わったことが一つの転機となり、ある程度息抜きを入れることにした。
今月の頭くらいからほぼ毎週土日には庭でBBQをしたり、釣りやガサ入れに出かけたりしている。冒頭の写真のとおり、水槽は2つに増え、それぞれ違うタイプのものだ。
増えたのはアカハライモリで、集落の田んぼ横の用水路に仕掛けたビンドウに入っていた。これは以前にも飼育したことがあるのだが、とにかく脱走の名人である。
以前のケースでは水槽上のフタの角のスキマから抜け出たことがわかっている。そのため、今回はフタの隅を塞ぐ処置をしながら観察を続けている。日を追うごとにエサも食べてくれるようになり、これからが楽しみでもある。
飼育方法はうまく陸地を作ってやるのがコツで、水との境目あたりに好んで落ち着くことが多い。
それとは後日になるが、近くの川に釣りにも行ってきた。釣果はオイカワ、カワムツ、モロコ、チチブがそれぞれ数匹ずつ、全てを飼育することはできないので、うち小さいサイズの2匹ずつを持ち帰る。
ただ、上記2つの水槽ではこれらの魚には少し小さいため、中途半端な60センチ水槽を買うことになってしまった。本当は90センチ以上のものが欲しいのだが、現実問題として置き場所に苦労することになりそうなのである。
60センチにしたのは右の写真のとおり、もともと勝手口に設置されていたシンク(解体して放置していた)にちょうど置けるような感じだったため、これに決めた。少しでも安いものを買おうかとも思ったのだが、銭失いになりかねないため、後々まで使えるしっかりしたいいものを購入。
曲げガラスのセットで底砂や水草、エサなども含めて2万弱ほどの出費となってしまい、大いに反省している。DIYでお金を節約しているのにここで出費するのではどうなのかと思いながら、すでに心は次に買いたいもの(120センチ水槽)に思いを馳せている。
家の周囲ではまだホタルが少しだけみられている。生物との触れ合いという意味でこの時期が一番楽しく、ウグイスやホトトギスなどのさえずりが絶えず聞かれる。
それと、時期としてはかなり遅いと思うのだが、写真の通り我が家の納屋の梁にいつの間にかツバメが巣を作ってしまっていた。だいたいこのくらいの時期になると巣作りは2巡くらいが終わっており、見納めになっていると思ったのだが、気づいたら5割方巣ができていた。
完成前だったので撤去してもよかったのだが(完成後、卵を産み付けてから撤去すると鳥獣保護法違反となる)、あまりに遅い時期だったためツバメにとっても最後のチャンスに違いないと思うと壊すことができなかった。
壊さなかったもう一つの理由として、巣の位置的に絶好の観察ポイントになることがわかったからである。梁上の板張りは割と最近やったばかりのところで(そのときの記事はこちら)、一部を解体することに対してまだなんの抵抗もない。
というわけで出来上がった巣の上の板だけを観察したいときにいつでもはがせる状態にしておき、ヒナが成長していく様子を撮影できればと思っている。今の状態は羽毛で隠れて良く見えないが、この下には卵が置かれているに違いない。
だいたい卵は一日に1個ずつ産み落とすらしく、夕方以降になるとこの巣にツガイの2羽が動かずにじっとしていることが多くなっている。私が近づいても、同じ高さに行かない限りは全く逃げる素振りもみせず、我が物顔である。
最近の私の動きとして、午後からのDIY作業をする前に少しだけこの納屋の2階(客間)で軽い昼寝をすることにしている(一度やってしまったら気持ちよくてやめられなくなった)。
日によっては気温30度前後の暑い日もあるが、そんな日でもこの客間の窓(3方向にある)を全開するとかなり快適な風が入ってくる。それは、よほど無風の日でない限り扇風機すら必要ないレベルであり、今現在我が家での最高の涼の取り方となっている。
写真のツバメはそんな客間で作者が横になっていると入り込んできた闖入者というわけで、窓を開けていると入ってきて部屋を見回って出ていくのだが、出るときに誤って窓ガラスにぶつかってしまい、私の目の前にポトリと落ちてきた。
接写してもしばらく動かなかったが、少し落ち着くと飛び立っていった。こういう野生の観察が居ながらにしてできるという環境が、生活を豊かにするものだと心底感じている。
最後は右の写真のものを紹介して終わろう。天気の良いときに集落の水路や田んぼ周辺でガサ入れをしていると、思わぬ発見をすることもある。この個体は用水路の側溝にいたもので、ニホンイシガメという歴とした日本固有の種である。
近年はあまり見かけなくなったと言われるが、こういう生き物が普通に棲息する環境を守ることは我々世代の義務に近いものがあると思っている。少なくともここの集落に開発の手が伸びてくるようなことは何としても避けたいところだ。
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