ニッタン鑑賞環境の改善
以前このブログで新年の挨拶をした際に目標に掲げていたことの一つとして日淡ブログを更新するということがあった。このことはずっと頭の中に保留し続けていたことで、DIYに集中するあまりほとんど川や山に行けていなかったのを意識的に変えていこうと思い至る。
この春から夏にかけてやや体調を崩すことが多く、自分も若くないことを実感をもって味わっている昨今、終日ギラギラの太陽のもと肉体労働をして家に戻ると涼しいところで身体を休めたくなり、そうなるともう夕方の暑い中で汗をかきながらDIYというのができなくなってしまっている。
まあもともとDIYというのは自分がやりたいときにやりたいことをやるというのが大前提ではあったので、このような色んな事情があってしばらく遠ざかるような時間があってもいいとは思うのだが、それをすればするほどブログの更新から遠くなっていく。
お蔭で3年間続けてきたこのブログのアクセスカウンターも一度契約を切られ(使わない期間が長いと自動的に解除される)、当初からの貴重なデータが完全にリセットされてしまうというようなことにもなった。
ただ、DIYをしていない分、自分のやりたいことには時間を費やすことができており、その最たるものがこの夏の川遊びであったりする。もう雨ではない週末には大抵どこかの川でガサ入れをしたり釣りをしたりと棲息魚種の調査にいそしんでいたのだが、このへんで今の我が家のニッタンラインナップを紹介しようと思った次第。
とはいえ、魚を紹介していく前にそれらの環境もだいぶ手を加えてみたため、今回はそれの紹介にとどめておこうとおもう。冒頭の写真はこの夏に入る前の我が家の水槽の一部を切り取ったものだ。
当時の状況としては、勝手口とその外側のスペースに10基前後の水槽が常に適当な位置に置かれているといった感じで、なんとなくまとまりのないものだったのだが、まずそこにメスをあてて本格的な鑑賞環境を整えることにした。
決めたら動くのが早いのは私の取柄だと思っている。さっそくながらもともと設置していた水槽4〜5台を適当な位置に仮置きしていき、置いてあったスペースをフリーにするところから始める。
写真中央にあるアイアン台には60センチ水槽が置かれ、左の互い違いになっている棚には適当な大きさの水槽が複数置かれていた。まずは思い切ってこれらを全てお役御免とする。
ここのスペースはホタル見の窓などの目的で作り、カウンターテーブルなどを置いて鑑賞できるようにしようと思っていたのだが、実際に部屋の中から鑑賞するのは現実的でなく、もう一つのプランであった水槽置き場として利用することを決心した。となると最初にやらねばならないのがこのスペースに合う水槽台の作成である。
納屋のDIYが思ったように進んでいないことの理由の一つに、ウッドショックによって木材が高騰しているということもある。当初1年そこそこで値が落ち着くと思っていた予想は大きく裏切られ、ロシアの戦争などの影響もあったりで木材価格がいつまでも下がらず、むしろ上がってさえいる状況だ。
そんな中でよくいくホムセンで3メートルの60角材が格安(5〜600円)で売られていたため買い置きしておいたものがあり、今回はそれをメインに使うことでコストダウンを図った。左の写真はその60角を必要な形に繋ぎ合わせたものを撮ったもの。
水槽台を自作するときに最も気を遣うことといえば、耐荷重についてではないだろうか。例えば我が家での最大の水槽は勝手口外に設置している120センチ水槽になるが、これなどは水を入れると200キロぐらいになる。
台を設置するスペースは横だけで3メートル弱ほどあり、理論的にはこの120センチ水槽が2つ置けるくらいの強度は確保したい。右の写真は枠組を作っているときのものだが、コーナー四隅はL字金具を使ってより確実に固定をし、真ん中の横材だけは柱側を切り欠いてより強度を求めた。
それらのパーツをバラバラで作っておき、最後に実際の場所で組立を行ったのが左の写真。骨組をいかに頑丈にしても、地震などの揺れには弱いため、場合によっては奥の柱にボルトを打って固定というのも考えたが、意外と手前側に傾くことはなさそうだったためこれでとりあえずの完成とした。
台はなるべく軋むことのないよう、奥行に何本もの支材でお互いを固定したりしてバラバラになることがないようにしている。この支材が今回の台を作るにあたっての一番のポイントかもしれない。
右は完成後の支材の死にスペースを撮ったものだが、強度を増す変わりにできてしまうデッドスペースを水槽作りのネックになってしまうコード類や小道具などの隠し場所にしてしまうという発想に変えてみた。これにより強度確保と省スペース、見た目の良さを全て兼ね備えることができたと思っている。
数少ない不満点としては、このデッドスペースの高さが材の一辺である60ミリしかないということだ。それによって確かにコードなどの細かいものを設置するのは大変だが、一度やってしまえば余程の事がない限り変えることもない。
今回の水槽台は60角材を5〜6本と過去に買っていた集成材の板を使った他、新たに購入したのはL字金具と天板の集成材、小物置き場として使ったMDFくらいのもので、しめて15000円程度のものだ。
それと、水槽が増えすぎたときにコンセントの必要量が増えすぎてしまうことへの対策として、なるべく必要なコンセント数を減らす対策を施した。そのうちの一つが左の写真のような照明器具を取り付けたことだ。
通常、アクアリウムでは水槽ごとに照明を置いてあるものだが、これはスイッチ一つで水槽台のスペース全体を照らしてくれるLED照明である。これを上下の棚にそれぞれ設置することでざっとコンセント数を5つくらいは減らすことができる。
さらにもう一つの大きな対策がエアーポンプの新調で、適当に設置すると安っぽいものを1台の水槽に多いときは2つくらい使ってしまうのを、一つで2台分くらいのパワーを持つものに変えた。これでもコンセント数を4つくらいは減らせている。
もっとパワーのあるものを使っても良かったが、屋内であるため騒音が気にならないレベルのものがよかったことと、6センチのスペースに無理なく置けることが条件にもなってくるためそのくらいに落ち着いた。
そんな苦労の末ようやく完成した全景が最後の写真。下の段の照明は完全固定にしているが、上のほうの照明は壁掛け式にした木材に固定しただけのもので、木材ごと簡単に取り外しが可能になっている。
と、こんな感じで我が家の勝手口の使い道がほぼほぼ確定してしまった。この部屋には水槽をはじめ魚遊びの道具類なども全て置いてあり、ほぼ100パーセント趣味のための部屋となった。
置き場のなかったソファーも置いてあるため、時間の合間に飲み物を片手に魚の鑑賞ができる贅沢なスペースとして今後利用していきたい。次回はこの水槽にいる魚たちの細かい情報をお伝えできればと思う。
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