日本に棲む淡水魚と遊ぶブログまとめ

集落の生きもの調査

我が集落では年に一度外部からの希望者を募って集落内の水棲生物を調査する企画を実施している。聞いた話では例年参加希望者が多すぎて抽選制度になっているらしく、本日の本番では多くの家族が訪れていた。

 

基本的には集落の田んぼ周りをフリースペースとし、水路や田の中など大人も子供も網を片手に珍しい生き物を探すのに必死だ。この企画には生物学者や植物学者などの専門家も参加しており、採集が終わったあとで全ての生きものを一か所に集めてそれぞれに対する解説も行っている。

 

今日の獲れ高としては右の写真のとおりで、水棲生物としてはミズカマキリ、ゲンゴロウ数種、ガムシ数種、アカハライモリ、ドジョウ、カワムツ、コオイムシ、スジエビ、ヤゴ数種、沢ガニ、カワニナ、タニシ、トノサマガエル、ヌマガエルなど。その他ではヤマカガシや珍しい植物(イチョウウキゴケなど)の解説もあったようだ。

 

私はといえば、周囲が水路などに網を突っ込んでいるのを尻目にまずいつもの川の観察を行う。今日はタイミングよくオオサンショウウオが出ていたため、最終的に希望者に見学をしてもらったのだが、皆それぞれに興奮と感動している雰囲気が伝わってきて理由もなく誇らしい気分になった。

 

以前にオオサンショウウオを発見した記事を書いたが、それからというもの、実は2日に一度は必ず目にするほど人前に出てくることが多くなっている。我が家の真下に巣を作って棲んでいる個体は恐らくこの川の中でも最大級のもので、私が最も多く観察できている個体だ。

 

だが今日出ていた写真のものはそれより2周りほど小さい個体で、脇腹のあたりが変色(皮膚病か少し上流にいる大きい個体に噛みつかれたか)していたため、参加者の皆さんには遠目で見るだけにとどめておいてもらった。

 

今日はこの写真の個体の他にもいつもの大型の個体も住処から頭だけを覗かせているなど、複数の野生を見ることができたラッキーな一日となった。毎日観察している私でさえ、同時に極至近の間隔で複数の野生を見ることはなかっただけに、参加者にとってはより特別なものになっただろう。

 


関連ページ

17/04/21 おやにらみイイネ
日淡の中でも特におやにらみが好きで、ネットでこのHNを見たら私の可能性が高いかも
17/05/07 生きもの調査1
ガサ入れ、通称ガサガサとも呼ばれる。あまり馴染みのない言葉かもしれないが、水棲小動物が好きな人が網だけを持って川に出かけていき、魚などを捕獲する遊びのことをそう呼ぶ
17/05/12 闖入者
川のせせらぎや虫の声に耳を澄ませながら進んでいると、暗い川の中に真っ白な動く物体を見つけた
17/07/14 生きもの調査2
まずは私が最も好きなオヤニラミにターゲットを絞って探してみた
17/07/31 生きもの調査3
私にとって広島県内で一番深い場所といえば細見谷近辺を差す
17/08/04 鵜飼という伝統
ここ三次の鵜飼は何百年も昔に長良川を手本として始めたのが最初だという
17/09/11 生きもの調査4
今回は恐羅漢山スキー場の宿泊施設などがある通称「二軒小屋」あたりに車を停めての出発とした
17/09/13 追加調査
前回の細見谷川調査ではゴギが少し寂しい結果に終わったため、さっそく追加調査に向かう
17/10/01 生きもの調査5
私が暮らしている家のそばの川で魚にお目にかかりたいと思い、足を伸ばしてみた
17/11/05 ゴギの産卵
今年はゴギの産卵をカメラに収めることが一番の目標であった
19/06/17 オオサンショウウオ発見
私が買った家のすぐ下を流れる川にはオオサンショウウオが棲んでいる。今まで話には聞いていたが、今回はじめて本物の野生に遭遇することができた
19/08/17 集落の川調査
今回はちょっとした息抜きという名目で集落を流れている川、その名もズバリO川(Oは集落名がそのまま使われている)の生物調査をしてみた。
20/06/05 集落の川調査その2
都会を離れて田舎での生活をはじめました 古民家を買ってDIYリノベ 山や渓流と密着した暮らしを模索するサイトです
20/06/30 増えてきたニッタン
ついに淡水魚の飼育を開始してしまった。勢いとはいえ、一度自分で捕まえてきた生物の世話をするようになるとそう簡単には欲を抑えきれなくなってくる。
20/07/06 ついに目標達成
田舎で家を購入してから1年余、ついにここしばらくの目標だった魚の生息場所を掴むことができた。私の最も好きな淡水魚であるオヤニラミだ。
20/07/21 目標の水槽を設置
目下のところ増えてきてしまっている我が家の魚たちの住まいとなる新たな水槽を購入した
20/10/11 日淡ラインナップ拡充
我が家の水槽ラインナップがかなり充実してきたためここで報告しておこう
20/10/12 日淡ラインナップ拡充その2
我が家のメインとなる水槽の内容を紹介した。今回は前回紹介しきれなかった残りの水槽について紹介していこう。
22/09/19 ニッタン鑑賞環境の改善
新年の挨拶をした際に目標に掲げていたことの一つとして日淡ブログを更新するということがあった。
2022 夏のニッタンその1
作成した水槽台によって淡水魚たちの環境がかなり改善されてきた。室内と屋外のバランスが屋内寄りになってしまった。
22/09/26 2022 夏のニッタンその2
今現在、我が家では計10台の水槽がある。
23/03/13 どんこ増殖の巻
今回の主役は我が家の水槽にいるドンコである。この日、動きに何かいつもと違うような素振りがみられており、ほどなくその理由がわかった。