日常に起こった色々なことのブログまとめ

ツバメ子育て

前回の記事よりだいぶ期間が開いてしまった。この間ずっと古民家リノベーションをしていたわけではなく、ちょっとした盆休みをいただいたということでご容赦いただければと思う。

 

お盆周りには友人が新居に泊まりに来たり家族と墓参りをしたりする傍ら、水槽の内容を充実させるべく釣りやガサ入れポイントの新規開拓を行ったりした。成果のほどはまた後日報告することがあるかもしれないが、今回はだいぶ時期が過ぎてしまったツバメの話をすることにする。

 

冒頭の写真のツバメ、納屋を我が物顔で気ままに振る舞っている怖いもの知らずである。

 

通常、我が家の納屋は全ての戸締りをしている状態なのであるが、この夏前くらいに劣化していた窓が一部壊れてしまった部分がある。このツワモノはそのわずかな窓ガラスの割れたスペースから自由に出入りし、私が気づいたときにはすでに8割方巣を作り上げてしまっていたのは以前のブログでも報告のとおり。

 

ちなみにこのツバメ達がこの巣を作っていたのはもう6月が終わろうとする時期で、かなり遅い時期である。場合によっては子育てはせず、今年は巣を作るだけで終わるかもしれないと思っていたが、気が付けば右の写真のように産まれたばかりのヒナが存在していた。

 

巣の周辺が静かであったのだが、親鳥はほぼ毎日のように巣の中で時間を過ごすことが多く、約3週間ほど卵を温めていたような感じだ。写真のヒナを撮ったのは7月後半で、ヒナは形こそなんとなく鳥のようだがまだ眼も開いていない。

 

ヒナが孵ったからか親鳥が巣に留まっている時間が極端に短くなり、エサを探しに飛び回っているようである。ただエサといってもヒナはまだ食べられる状態にないため、自身の体力を蓄えているのだろう。

 

たまに写真のように天井板を外して観察しているときに戻ってくることがあり、そういうときは驚いてすぐ外に逃げていってしまう。心配でいつまでも傍にいるとか様子を見るとかいう仕草もなく、一目散に逃げていく感じだ。

 

あまりやりすぎると育児放棄しかねないと思ったため、観察は時間を限定して数日に一度行うようにした。

 

一週間経つとヒナが元気よくエサをねだっている状態になった。扉を開けた瞬間にあらんばかりの声を発して親心を刺激している。扉が開いたとき(気配を感じたとき)に自分の存在を最大限アピールしていたのは最初だけで、作者が観察のために天井板を外すと声がピタリと止まり、じっと動かず目を閉じて小さくなってしまった。

 

そのときよほど恐怖を感じたのかもしれない。その後は日にちが変わっても扉を開けたときに声を発することはなくなり、じっと黙って様子を見ている狷介なヒナに育っていくことになる。

 

そのときの様子が左の写真である。このときは親鳥が来たときにエサをアピールしていたのだが、天井板を開けた途端にご覧の状態になった。息をひそめてじっと耐えている様子が窺える。

 

徐々に産毛がしっかりしたものに変わってきており、少しずつ鳥の形に近づいているようだ。最初から2羽しかいなかったのだが、通常よりも少ないのは時期によるものだろうか?ただ、巣の大きさ的にこの中に3羽4羽となると相当手狭な感じはする。

 

この時期にヒナを狙った侵入者もいたことがあった。夏も本番に入る前の涼しい時期は常にこの納屋の2階(客間)で昼寝をするのが半ば習慣になっていたのだが、最近は母屋で冷房をかける堕落した日々だったためしばらく客間には入ってなかった。

 

入らないのであれば戸を全て閉めておくべきだったのが、それを怠ってしまっていたためこういう生き物が自由に出入りできる状態にしてしまった。ヒナの天敵であるこのヘビもそうだが、部屋の中にはイタチのフンもあり、気を抜けばすぐに動物が入ってくる環境というのが証明された格好だ。

 

そんな反省材料がありながらもヒナたちはすくすくと育ち、8月の初旬には左の写真ほどに成長。ここまでくればもうほとんどカウントダウンといったところで、数日中に巣立ちのときを迎えるだろう。

 

結果的にこの写真を撮った日の2日後の巣の中はもうもぬけの殻で、ほぼ1両日中に飛び立っていったという結果に終わった。今集落の中にはツバメが数十羽の群れを作っていて、恐らく9月くらいまでには冬を越すために日本を後にすると思われる。

 

ツバメが飛び立った後に残されたのは右の写真のような残骸である。納屋の中には色んなところにフンが残されており、間借りさせたことを少し後悔したが、一連の観察ができたため私としてはメリットもあった。

 

来年以降は納屋の窓の破れもさすがに解消されているだろう。納屋の中に巣を作るのは今回が最初で最後になるため、観察できたのはかなり貴重な機会だった。今後は軒先などに巣を作ろうとしたときにどうするか対応を考えておく必要がありそうだ。


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