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新しい家族を迎えた日

東京から安芸高田にIターンしてから早6年が過ぎた。こちらに移住してきたとき漠然とではあるが持っていた目標がいくつかある。古民家購入、リノベーション、家庭菜園、猟、淡水魚飼育、猫、犬、猛禽、馬、などなど。

 

それらを全てやり尽くせる日がくるかどうかは私自身にもわからないが、このうち古民家購入と淡水魚飼育だけがすでに達成できた。今回この中からさらに一つ達成できそうなためここで報告としたい。

 

それは猫についてである。実はGWに入る前から県内の保護猫の譲渡会などを周ったりネットで探しながら我が家に迎える猫を探していたのだが、先週末の譲渡会で決定し、昨日からトライアルで同居を開始した。

 

トライアルは2週間で、その間別段問題なければそのまま譲渡成立ということになる。冒頭の写真は今回新しい家族のための部屋を撮ったものだが、ここはもともと妻の職場として使用していた部屋だったりする。

 

そのため、便利に使える収納やデスクなどがまだ残っているような状態であり、かなり急に決まったことなので急いで部屋を作っていくことにした。まずは今あるものの撤去からだ。ほとんどのものは邪魔であるため事務部屋に持っていったが、デスクだけは使えそうだったためこのまま猫部屋で使うことに。

 

荷物をどかしたらまず最初に手を付けたのが右の写真の通りケージを用意することであった。私のイメージではケージ、食器、トイレ、移動用箱などが初期に必要なものだろうと思い、色々と調べながら用意していった。

 

ケージ内にはシステムトイレ、給水器、食器台、寝床などを用意し、この中にいれば生活に必要なものが全て入っている状態にすることで、基本はこの中での生活を過ごしてもらう方針だ。

 

食事周りで気にかけたことは水にしろフードにしろ、口に入れるときに喉を曲げなくて済むある程度の高さがあることで、これが吐き戻しをなくすために効果的らしい。

 

水は止水よりも流水を好む傾向があるため割と奮発して噴水から流れるタイプのものを用意、これが功を奏し初顔合わせの瞬間にすぐ水を飲むという結果になった。

 

通常、トライアル初日には警戒して取り付く島もないようなケースが多いらしいが、私が選んだ子は少し過ぎるほどの甘えん坊で、会ったその瞬間から尻尾を立てて体をすりすりとこすりつけてくるなどリラックス全開で拍子抜けするほど。

 

最低限の準備としては以上で整っているのだが、自宅で自由にできる空間がある以上、キャットウォークを作らないわけにはいかないだろう。右の写真は購入したキャットタワーを撮ったものだが、ここからキャットウォークにアクセスできる形にした。

 

キャットタワーは天井に突っ張って固定するタイプのものを選んだのだが、母家の天井は基本全て和天井であり、突っ張りに対応できるほどの強度がない。そのため、上下からしっかり固定したキャットウォークを一枚だけ作り、そこにビス固定する形で強度を確保している。

 

その他、キャットウォークの形状としては写真のような形である。最初の写真と比べてもらえればいかに部屋の印象が変わったかがわかると思う。もとあったデスクをこちら側に設置しなおすことで、窓から外がしっかり見えるような配置とした。

 

また、正面のキャットウォークの裏側から猫のおもちゃをぶら下げることで、デスク上で遊ぶきっかけになればというプランになっている。最終的にはデスクの左上の高くなっているところに足場を作り、そこからもキャットウォークを行き来できる形にしたのだが、それは最後の写真でご確認いただければと思う。

 

先ほどの写真とは部屋の反対側、つまりケージを置いた側のキャットウォークはご覧のような形にした。イメージとしては上の段を通ってもらうのがメインで、下の空間には猫がいじって遊べないような何らかのボックスやケースを置いたりするスペースにできればと考えている。

 

下のスペースに物を置こうと置くまいと通過道として使えるように一応の出入口は設けてみたが、使ってもらえるかどうかはわからない。ただ、これらを作っているときは色々考えながらで楽しく、木工はやはり楽しいということを再確認した。

 

では今回我が家の一員となったきみちゃんを紹介しよう。名前は保護主がつけていたまんま似合っていたので採用した。年の頃は10カ月、もと捨て猫だ。かなり甘ったれで常に誰かと接触したがる。

 

体重2.5キログラムとオスにしてはかなり小さく、去勢やワクチン、病気などの検査は全て済んでいる。通常、猫をペットショップで購入すると2〜30万円以上かかってくるのだが、保護猫は基本譲渡という形をとって医療費など実費を支払うことが多い。

 

だが今回はそういった医療費もほとんど必要なく、びっくりするくらいの金額で譲渡をしていただける予定だ。こういった保護主には本当に頭が下がる。

 

後付けとはなってしまったが、最後の写真のように窓には脱走防止の柵を作っておいた。一体、猫というのは一度脱走してしまうと戻ってこなくなることが多いらしい。

 

外で迷子になった猫はそのまま死んでしまうか、生き延びても決して幸せにはなれないだろう。去勢や避妊手術が終わっていない個体であればネズミ算式に子供を作ってしまってそれがさらに野良猫となり、不幸な循環が生まれる。

 

ということで、我が家では生涯イエ猫として一緒に暮らす予定だ。このせいでリノベーションから手が遠くならなければいいが。


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