いよいよこれが当面における納屋最後の仕事となる。前回のブログで残る作業が2種類と説明し、その最初が漆喰塗りだったことになるが、今回から紹介していくのがウッドデッキを構築するという、作者の中ではかなり大掛かりで覚悟を要した作業であった。
冒頭の写真をご覧いただきたい。ここは納屋の東面の犬走りにあたるところで、見てわかる通り現状は石積み塀と土だけで構成されているため、春から秋にかけて雑草に悩まされる場所の一つである。
放置しておけば雑草の背丈が1メートル近くにまでなる(比較的伸びた状態がわかる懐かしいブログがこちら)ため、年間何度か草刈りが必要なのだが、狭い上に壁やガラスに飛び散るリスクが大きく、ここのことを考えるだけで気が沈むような存在でもあった。
特にここの基礎と土の間に根ざす雑草は奥深くまで浸透しており、根絶が困難で、それがあるがためすぐに草も成長するという悪循環であったため、以前納屋の玄関ポーチを作成した際(その時の記事はこちら)に使用したコンクリの余りを使ってこの部分だけは先に固めていたのだが、それは今回初報告となる。
実はここの犬走りにウッドデッキを構築することはこの物件購入当初から考えていたことであり、そのために母家のリノベーション開始後早々に材料である枕木の購入さえしていた。
当初はその枕木をこの犬走りの状態そのままに作成していくことにしていたが、この雑草の暴威を知ってからは何らかの対策が必須と感じるようになり、その対策の筆頭候補として作者が考えていたのが土間コン打ちで、先行して基礎周囲を固めたコンクリはそれの前哨戦という位置づけにあたる。
だが、先行して余ったコンクリを打設して以降、作者の気持ちに変化が生じた。というのも、この犬走りにコンクリを打設することの労力を捻出することが、今の作者にはかなり気が重かったためだ。
実はこのウッドデッキ構築とは別に、先日解体した離れの倉庫(その時の記事はこちら)のスペースに新たに土間コン打ちをする案が具体化し、このウッドデッキ作成と同時期にそれを実施する動きがあった。
これらコンクリ打設に関して、業者依頼して数十万もかけることを避けるべく、当然DIYで進めていくつもりなのだが、この駐車場スペースのコンクリだけでも1.5立米ほど材料が必要となる。
1.5立米がどういうことかというと、小型の3トンミキサー車満載の量ということであり、我が家の接道幅ギリギリのところを途中まで入れる限界の方法である(それ以上の大型車はそもそも入ってこれない)ということで、つまり敷地内までミキサー車が入れないぶん、施工場所への50メートルほど坂と急曲がりを経るマラソンをする必要があるということ。
運ぶ猫車の種類にもよるが、その往復回数が数十回にもなるという、今の作者にはほとんど決死に近い覚悟をもって臨まなければいけないほどの重労働である。
さらにそれと同時期にここの犬走りのコンクリまで打つとなると、ほぼ同量に近い材料を必要とし、かつこちらの方が動線が長くなるという二重苦を味わうことになる。これは今の作者にとって現実的ではなく、やるなら時期をズラすか別の方法を考えるかのどちらかを選ぶ必要があった。
以上が前置きになるが、結果的にここの犬走りの草対策に関しては別の方法を模索することとなる。それは後述ということにし、まず行った作業を順を追って説明していこうと思う。
まず最初に手をつけたのが右の写真の部分だ。これは以前合併浄化槽を導入した際(その時の記事はこちら)、業者が勝手に設置していったそれ用のポンプで、作者はその設置位置に不満を感じていたところだ。
この写真はポンプの位置を移動させるためにエアー管を掘り返した後で撮ったもので、もともとの位置だとポップな色合いの本体がかなり目立つため、最終的にウッドデッキ下にうまく隠れるような位置に設置をし直しているところとなる。
ご覧の通り、現時点では写真左側から来た管が直角に上に折れる形でポンプに繋がっているが、これをウッドデッキの下に隠れてかつ万が一のときの交換やメンテナンスも行えるような絶秒な位置に設置する必要があった。
その第一段階として、まずエアー管の位置を替えることから始める。管にはVP13が使われていたため、所持していた余り物の同径管を使い、上に向かって折れていた手前でカットした管と繋げた状態にしてみたのが右の写真。
距離的にはほとんど移動していないように思えるが、メンテを意識したときにこの位置あたりがベストであろうと判断した。雨どい管の下をくぐる形をとっているが、それがため雨どいはこれに先んじて設置しておく必要があり、その点は順序を意識した。
最終的な確定位置は右の写真の通りである。ウッドデッキの高さを考えるともう少し低い位置で確定したかったのだが、雨どいとの兼ね合いもあり、これ以上低くするとメンテや交換などが難しくなるとギリギリの判断をしたつもり。
具体的なプランとしては2通り考えており、これじゃない方のプランはもっとデッキ下の見えないほど奥に設置するというのもあった。その場合、ウッドデッキの一部に点検口を設けることで問題点を解決できたのだが、結果としてこちらを採用した。
その理由の一つに、現時点でウッドデッキの床下有効空間が読めなかった(敢えて読まなかった)ということがあり、つまり、この時点ではまだ根太の形や床材までを決めきれていなかったことが大きい。
ともあれ、この決定した位置でウッドデッキの構築が進んでいくことになる。
ではここの犬走りの基本的なリノベ方針について説明していこう。左の写真は本来土間コンを打つ予定だった高さになるまで、以前ビオトープ計画を進める際(その時の記事はこちら)に掘った土を積んでいた場所から、その土を移動させて踏み固めた状態を撮ったもの。
掘っていた土はかなりの山となって母家前に積み上げられており、これらはそのごく一部を持ってきたものだ。先述の通り、約1.5立米の土を猫車に積んで持ってきた上、ある程度タコ突きをして固めた状態になる。
ここはもともと川側に向かって下り勾配の土地であり、それをフラットに馴らすとなるとかなり大量に材料と踏み固めの労力が必要であったため、勾配はある程度そのままにしてそれぞれの箇所で均等な厚さになるような下地とした。
なぜそのような下地固めをしたのかという答えが右の写真になるのだが、同時にこれがコンクリ打設に替わる案の検討結果でもある。
これは古い防草シートを、土が露出する空間がないように重ねて配置した状態を撮ったもので、シートは以前に短期アルバイトをしていた職場から、捨てる予定だったものを拝借して保管しておいたもので、ようやく出番がきたという感じだ。
防草シートはそれ単体で設置したのでは数年で劣化が進み、そのうちシート上に溜まった砂や土や汚泥の塊に草が根を張り、敷設していないのと同様の状態になってしまうが、今回のようにこの上にデッキを組む形にすればそういった劣化リスクが下がると思っている。
古いシートなので過信をするつもりはないが、予備も含めてこんな古い状態のものがあと2巻ほどあり、状況次第でここに上張り用のシートとして投入していくことになるだろう。
新たに土を敷設して転圧したのはこのシートを安定して配置できるようにするためで、これによってもともと石が多く構成されていた地面に確実に杭打ち(シートを留めるもの)が出来たり、凹凸がなくなることでシート間の隙間(ここからまた雑草が伸びてくる)をゼロにすることもできるなど、大きなメリットが見込めるからであった。
今回はここで終わってもよかったのだが、半端ながら次回のテーマになる作業についても予め少し触れておくことにする。左の写真を見て何をするものかおわかりの方がいれば、かなり建築通の方か業者さんということになろう。
これは基礎パッキンという種類のもので、本来であれば建物の基礎と土台の間に噛ませて通風孔とするためのアイテムである。建物全ての重量がかかるため、それでも潰れないように強化プラスチックで作られている。
そのような用途であるため、通常DIYレベルでは使うことのないものだが、今回はこれをイレギュラーな形で使うことにした。
その用途というのが最後の写真で設置しているように、デッキ土台の基礎として使ってみるということだ。本来用途の違う使い方であり推奨するものではないが、これを使うメリットとして作者が考えた点が多かったための採用である。
まず最初の理由として、このデッキの床下空間がかなり狭いということにあった。デッキを構築する枕木の重量を考えると、最低でも90角の根太を使う必要があると考えており、そうすると根太の下がミニマム数センチというところも発生することが予想された。
そのため、通常のブロック基礎では高さ調整が極めて困難で、水平な地固めをするにも労力を要するという点から、薄く頑丈で小さなものを求めた結果ともいえ、メリットとしては薄くて地固めが簡単なことの他、ブロックより安価にできること、通気性が高いことなどが挙げられる。
これらを理由に、かなり変則的ではあるがこのアイテムを使って様子をみることにする。ちなみに、最後の写真のものは、その前の写真のアイテムを中央で半分にカットしたもので、これが結果的に束柱受けとして使うことになるものだ。
実際にここに土台を構築していく作業は次回のブログを待たれたい。











































































