前回のブログで枕木部分3セットのうち、1セット分が完成した。その後は全く同様の工程を繰り返しながら順調に作業が進んでいる。
冒頭の写真ではすでに2セット分が終了しているが、1セットでコツを掴んだため、本当に何ら特記事項もないまま完成に近づいている。コツを掴んだことに加え、1セット目よりも設置位置が回を追うごとに近づくため、所用時間が加速度的に早まった。
それを言い訳にするわけではないが、この後枕木部分が3セット分完成したときの写真を撮る暇もなく、サクッと次の作業に移ってしまったため、枕木パートの写真はここまでしか残っておらず、あとは全て完成したときにお目見えということになる。
さて、次の作業というのは枕木部分ではない、通常の木材を使ってデッキを構成する部分の作業のことを指す。これまで説明してこなかったが、今回のウッドデッキは大まかに2つのパートに分かれており、それぞれを出来るだけ上手く組み合わせなければならない。
前回、枕木の寸法がバラバラだという話をしたが、3セット分が終了した時点でそれぞれの末端が全く揃わず、端的に言うとガタガタな状態になってしまった。
理想でいえば、デッキ部分は全て枕木によって構成されるのがよかったが、それをするには今回紹介する部分に10本以上の材料が必要になり、しかも全てをスペースに合うようカット加工せねばならず、コスト的にも労力的にも今の作者には荷が重い。
そのため、以前購入していた15本分のみ枕木でデッキを組み(川側にある2箇所の掃き出し窓両方を完全にカバーできる範囲)、テーブルを置けるメインスペースの部分は全て普通の木材で組むことにしたのである。
右の写真がその普通の木材で組んでいく部分の取っ掛かりとなる作業を撮ったもので、これは根太掛けにあたる材として建物の土台に固定した杉材だ。通常であれば最低でもツーバイ材クラスのものを使いたかったが、今回に限り手元に大量にあった30×40ミリ材を使う。
普通に考えると、根太掛けにこのサイズの木材というのは強度的に弱すぎて使えないサイズのものだが、今回これを採用するに至った理由が、写真に見えている緑色のポンプの高さにあった。
これは、今回のウッドデッキ作成の最初の準備として移動させておいた(その時の記事はこちら)合併槽用のエアーポンプで、今の段階に至ってはもう少し低い位置で確定させておけばよかったと悔いが残るものだが、移動させたときはまだここの地盤をコンクリで固めるつもりであった上、どの程度の高さまで打設するかすら決めておらず、後々対処しやすいよう高めに設定しておいたものだ。
その後地盤に関しては土盛りで良しとしたため、その時点で対処していれば挽回できたのだがぬかってしまいここに至っている。これがあるため、ここの最終ラインの根太は40ミリ程度の余裕しかなく、こういう苦肉の策をとるしかなかったということになる。
その代わり、そこ以外の部分にはしっかりした材を使うことにしている。というより、昨今の木材高騰を受けて、通常根太に使いたい材(45角や60角など)を使うより、写真にあるようなバタ角(質の劣る90角)を使う方がよほどコスパが良い。
今回のデッキ造作で新たに購入した材はこのバタ角のみで、枕木部分に約6本分、この部分に約4本分、計10本を購入しただけという、作者が考え得る中で最高のコスパだったと思っている。
無論、先ほどの30×40材や枕木には元手がかかっており、特に枕木は15本で3万円だったため、トータルでは4万円を少し超えるといったところだったろう。
話を進めると、等間隔に配置したバタ角の上に直接床となる板材を固定していったのが左の写真で、実はこのバタ角は脚をビス固定したあと、コンクリートブロックの上に置いただけの構造にしている。
驚くかもしれないが、購入した材が作者の理想としていた長さに15センチほど満たず、やむを得ず両端を少しずつ寸足らずにすることで確定した。そのため、壁側は土台と固定したかったが出来ておらず、安定を維持しているのが床のみという構造だ。
つまり、床材をそれぞれのバタ角に固定することで横ズレを防いでいるだけの脆い構造だが、そもそも両サイド壁になっているため、よほどの天変地異が起きでもしない限りこれで問題ないと判断した。
反対から見たのがこちら。こんな感じで4本のバタ角をそのまま配置し、あとの細かい部分は枕木パートのバタ角の余りと30×40の杉材のみで構成した。木部に接している部分は全てビス固定しているが、それ以外のところは全て置いただけである。
ちなみに、このパートの床材は、この納屋から大量に出ていたもともとの床材を再利用したもので、以前のブログで半分以上を処分してしまったが、これらはその生き残りともいえるもの。
本当であれば、処分した木材は全てこんな感じで何らかの用途を考えていたため、当時は断腸の思いで処分したのも記憶に新しい。
そして、床張りを半分程度終わらせた時点で一度目の塗装をすることにした。通常作者がとっていた方法に従えば、ここは一度全てバラして塗装後再度組み上げるか、若しくは完成後塗装するかのどちらかであったが、これはそのどちらでもない方法となる。
一度バラす方法は完璧に塗装が行えるが手数が増えすぎるデメリットがあり、完成後塗装する方法は楽だが塗装が行きわたらない究極のヤッツケ仕事である。今回違う方法をとったのは、この両者のデメリットを解消する方法を自分なりに模索した結果だった。
つまり、まず半分床張りをした段階で出来る箇所全てに満遍なく塗装をしておき、乾燥したら次はこの床板を一度バラして残りの床板を固定したのち、見えている未塗装の部分を完全に塗装する。そして最後にバラした床を再度固定して作業完了という寸法だ。
この方法だと結局は全バラシに近い感じに思えるかもしれないが、実際やってみると全く違う。全バラシをするとなると、仮固定した板全ての向きや位置関係を忘れないように何らかの手を打つ必要があったり、一度に塗装する広い場所を用意する必要があったりと、煩雑な手間が多い。
それらを全て省き、かつ塗装も全てにいきわたる画期的な方法なのだが、これはやっている人間にしかわからないのかもしれず、作者一人が悦に入って愉しんでいる類の究極の自己満足である。
最初の塗装の乾燥を待つ間に、他の部分にも手をつけておいた。床の完成は次回に譲り、このちょっとした作業を紹介して今回は終わろうと思う。
右の写真をご覧いただきたいが、これは枕木とその土台を固定している部分をクローズアップしたもので、今回これらの固定にはタルキックというビスを使っており、これはその後処理をしようとしているところを撮ったものとなる。
タルキックに関しては、以前北面の庇を造った際に使用した(その時の記事はこちら)のを皮切りに、強度を欲するような部分でこれまでもちょこちょこ使用してきた。
この枕木の固定も強度が必要と思ったのだが、厚みが15センチ近くもある枕木に直接打ち込める寸法のタルキックとなると、ビス1本が100円を越えてしまう高級品(作者にとって)を購入しなければならない。
作者はだいたい120ミリのタルキックをネットで大量買いして安価に使っており、今回もそれを使うことになったのだが、足りない寸法分は下穴を開けて補うことにした。写真はその下穴を潰そうとしている準備段階を撮ったものである。
開けた穴は放置しておくと木材劣化の原因になってしまうため、特に雨ざらしになってしまうデッキの先端3本分には何らかの対処をしておく必要性を感じた。
最後の写真は結果的にその穴をコーキングで塞いだ状態を撮ったもので、穴が大きすぎるため、少しでもコーキングの手間を省くために余っているダボを入れていたのが前の写真ということになる。
これで枕木部分のやるべきことが本当に終わったことになり、後は残りのパートを完成させればウッドデッキ作成が完了する。次回、そこまでをお伝えするとようやくリアルタイムに追いつけるはずだ。









































































