ここでは私が愛してやまない川についての紹介をしております。
平素、山や川にご興味のない方には理解するのが難しい世界かもしれませんが、山野やその周りに棲む様々な生き物とじかに接触できる機会を持てると、今までの価値観も変わるかもしれません。
川が好きだというとよく言われることが、「なぜ海じゃだめなのか」「つまり釣りが好きなんですね」といったことだ。
勿論、海もそこに棲む生物も嫌いではない。だけどなぜ川にこだわるのかを考えてみると、まず懐の深さの違いがあるのかもしれないと思います。山河というものの懐は当然広いとは思いますが、茫漠とした海の懐の深さに比べると、まだ人間の手に負えるというのでしょうか。知識を深めていきさえすればその深奥に触れることが可能だと思っています。逆に海は今現在のテクノロジーを持ってしてもその全容を知ることは叶いませんし、生身の人間が触れることができるほど容易なものではないと思っています。
だから、神秘を感じるという人は未知である海に心を惹かれるのでしょう。一般的に海のイメージとして、母なる海、全てが産まれて還る場所、全てを包み込んでくれる場所、といったイメージがあるかもしれませんが、私にとって海は神聖でありすぎるというか、一人の人間がたくさんのものに触れるにはあまりにも大きすぎる、というイメージがあります。
釣りに関してもやらないわけではありませんが、私にとっての第一は生き物に触れることであり、眺めることであり、その空間の全てを自分のものと錯覚できることでもあります。なので、魚を釣る、という行為そのものが目的の釣り師とは本質の部分で全く違うのですが、これはなかなかうまく説明できません。
生物を見て、触って、観察して、場合によっては殺すこともあるかもしれない私がこのようなことを言うことに反論もあるかもしれませんが、生殺与奪の力を持つ一人間として、生き物の生死を綺麗事で捉えるのではなく、ときには自分が加害者になることを恐れず、見つめ続けていきたいと思っています。
私の好みのタイプの川は「女型」というのか、とてつもない「男型」の激流に比べて、どちらかというと流れが緩やかで、潜るに適した透明度と水質が保たれている川です。明確な基準というものはありませんが、後に紹介する写真のような景色を見るとモチベーションが上がります。
都会ではそういう場所が減ってきているため、フィールドとしては山の奥深くや田園地帯になることが多いですが、それらに該当しないような汚染度の高い川でも、生き物が多様で豊富であれば出向いていき、捕まえたものを家で飼育してみるということもあったりします。
ここでは、今までに紹介した以外での川や山を紹介しようと思いますが、とりあえず川の写真だけでもツマラナイので、なんとなく普段フィールドなどでやっていることが伝わりそうなものを適当に並べてみました。
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