渓流、山、自然についてのまとめ

透明度No.1

源流とは到底言えないような、大きめの道路が敷設されたような場所に位置する川で、嬉しい驚きを与えてくれる川がここ阿寺です。インフラ環境が整っているため、普段から家族連れなどが多いのが最大の特徴ですが、人口密度からは想像が及ばないほどこの川の透明度は高く、私が見た中でも最高のものと言っていいでしょう。

 

周囲の木々の緑が透明な水に反映してエメラルドグリーンの輝きを放つという仕組みを知らなければ、そんな色のインクを水に流し込んだような錯覚さえ覚えるほどの素晴らしさです。

 

国道から一本の橋を渡った場所から始まるこの川は、始まった瞬間からこの透明さをキープし、本流に注いでいます。 本流はお世辞にも澄んでいる川とはいえないほど濁っているどこにでもある川なので、出合いの部分にあたる水が交わる箇所のコントラストがなんとも不思議な川です。 道を走りながら川を眺めることができ、車を好きな位置に停めるとどこからでもすぐに川辺に辿り着けます。このお手軽感は他のどこの地にもないものです。
あまりにも水が透明すぎて、高い位置から眺めてみたとき一瞬水がないとすら思ってしまいます。底の部分まで鮮明に見えるため、深さの目測を誤りがちな川ですが、上の写真でも一番深い場所で5メートル程度あるでしょう。 このような場所が至る所にあり、その都度時間を忘れて眺めたり遊んだりしていますのでなかなか上流部までは辿り着きません。潜ってみるとわかりますが、写真の奥のほうの水深は6〜7メートルほどあります。周囲を崖で囲われていますが、飛び込んで遊ぶことも可能でしょう。 シーズンの土日にこの川を訪れると、人がいないということはまずなく、多くの地元ファミリーが泳いで遊んでいる姿がみられます。ゴーロと呼ばれる大きな岩があちこちに散在し、渓相も抜群であるため、釣りを楽しむ人も多いです。
もはや何も語らず、実際に潜ってこの目で確かめたいという衝動を抑えることができません。正午前後にここで潜ると、まるで緑色の水晶玉の中にいるようで、太陽の光が水に浮かんでいる私の影をそのままの形でくっきりと底に投影していました。 ここはまるで夢の中の世界のようで、時間を忘れて魚を追いかけてしまいます。魚を手掴みする一番簡単な方法は、広い場所で泳いでいる魚を岩場や袋小路になっている場所まで追い込み、そっと手を差し伸べるだけです。 驚いて逃げた魚は上の写真のように底の岩にぴったりと張り付いて災難が去るのを待っています。これ以上逃げ場がない場所まで追い込まれた魚はゆっくり撫でても逃げようとせず、感触を楽しむこともできます。掴む際はパニックで暴れないよう、目をそっと手で覆い隠してやるといいでしょう。

関連ページ

絶景の北アルプス
過去に私が行った中で最も印象に残っている場所
神が住む白神山地
白神山地は世界遺産に指定されており、秋田側からは入ることができません
一枚岩のナメ
沢登りをしていると、行程の途中でナメと呼ばれる一枚岩の場所があることがあります
都内1時間の絶景
片道1時間以内の場所を探すことが一つの命題
本州一未開の地
本州で自然生物が最も豊富な県を印象で答えるとすれば、間違いなく秋田県
豪雪地帯の夏
豪雪地帯である越後の国には素晴らしい自然があります
三途の川
強烈な匂いは恐山をして霊山と呼ばせるだけの力があります
かつての国内随一
かつては四国の四万十川とともに国内2大清流に数えられた長良川
広大なる湿原
国内最大の湿原地帯として知らない人はいないほど有名な釧路湿原
その他
普段フィールドなどでやっていることが伝わりそうなものを適当に並べてみました