古民家についてのまとめ

物件購入の顛末@

ここでは、私(作者)が物件を購入するに至った経緯などを記述しています。金銭がらみの生々しい話や利害の絡んだ人間の醜い考察なども可能な限り忠実に記載しているため、不快に思われる方は見ることをお勧めしません。また、購入に至るまでの半年間にわたる所有者とのやりとりの話を簡潔にまとめようとしたのですが、長すぎる文章の羅列になりそうだったため、作者なりに気を利かせて少し物語調に仕立てています。

 

最初にまず人物紹介と文中の表記の仕方から
私(作者)・・・40代♂、広島県内で古民家を探している
現所有者であるMさん(所有者)・・・70代♀、静岡在住で、その前は嫁入りまで集落に住んでいた
現所有者であるMさんの息子さん(息子)・・・4〜50代♂、静岡在住で、集落には全く関係せず
家の存在する集落の顔役Nさん(N氏)・・・70代♂、所有者とは幼馴染

 

最初の出会いは、移住後古民家を探す私を一貫してポートをしてくださっている市役所の担当T氏とのやりとりから始まることになる。当時、だいたい表に出ている売り物としての物件をほとんどあたってはみたものの、決断に至る家をなかなか見つけられなかった。というのも、当初探し始めた頃は自分の希望とする家の像というものが今と違うものであったことがある。

 

古民家で暮らすことに思い入れがあった作者だが、その思い入れがあるあまり、とにかく古民家といえそうな時代の古い建物がある物件を最優先に検討していた。ところがいざそういう物件を実見してみるとなかなか自分の思っていたものとイメージが違うという理由から購買意欲が湧いてこない。そこで、成約に至らなかった物件の根本的な理由を自分なりに分析した結果、家の置かれた環境にNGを出しているケースが多かったということに気付く。

 

この場合の環境というのは、例えば隣家が密接して近すぎるであるとか、大きな道路に面していて頻繁に大型の車などが通るだとか、高速ICやスーパーなどが理想の範囲を超えて遠い場所であるとか、家の敷地内から文明を感じるもの(コンクリの建物や信号機など)が見えてしまうなど、作者の理想とする色んな要素が絡んでくるものだ。

 

つまり、それまではまず始めに建屋ありきで探す考え方をしていたが、実際は環境ありきで探すほうがより答えに近い物件に出会えるのではないかという考え方に変わっていったことが一点。

 

もう一つ成約に至らなかった理由を挙げるとすれば、出されている物件の値段の高さにもあった。これにはいくつか理由が挙げられるが、そのうちの多くのケースで当てはまる理由として、不動産屋や仲介業者を間に挟むことによって本当の掘り出し物件ではなくなってしまっていることも大きな要因としてある。

 

上述のこともあり、理想とする物件像としてすでに不動産などに売買依頼が出されてしまっている物件よりも、個人売買で決着がつきそうなものを優先して検討していたことが2点目としてあった。

 

それら2点の方向性を合わせ持った探し方として作者がやっていたやり方が、自分で捜しまわって最適と思える環境に建っている古民家(空き家っぽいと推測される建物)の持ち主を個別の知り合いを頼りに当たっていき、個人売買に繋げようという形だった。

 

そこで冒頭で登場していただいた役所の担当者T氏の出番である。とある集落の雰囲気を気に入った私は、その集落のどこかの物件で話ができればと思い、集落の顔役にツテを求めてT氏に相談を持ち掛けた。

 

T氏はいつもこんな私の無茶振りにも柔軟に対応してくれるナイスガイで、そのときもすぐに集落の顔役であるN氏を紹介してくださった。今後はこのN氏を起点に様々な話が進行していくことになる。

 

物件購入の顛末A

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