沢登り、登山、川遊びについてのブログまとめ

県内随一の渓谷

県内随一の名勝といわれる三段峡に行ってみた。

 

普段、秘境といえるものを目にする機会のない人にとって、身近で手軽に見ることのできるこういう場所があることはいいことである。

 

場所は安芸太田町という、広島で最も山岳地帯と呼べる所に位置する。市内から行くとすると昔は一般道を延々2時間くらいかけて行くしか方法がなかったが、高速が通るようになった今は僅か4〜50分ほどで行けるようになっている。

 

見どころは中国地方で最大規模の渓谷と3段の滝などで、登山に比べると高低差もほとんどないため、それらをほとんど簡単な徒歩だけで見て回れるところにある。渓流にはゴギやアマゴ(ヤマメと記載されていることが多いが、分布的に太田川水系はアマゴの生息域)が混在し、名勝という名前に守られているせいか魚影もそれなりに濃い。

 

登山というよりは遊歩道に近い道を歩くが、スタート地点から全てを見て回ろうとすると片道で3〜4時間かかってしまう。スタート地点のほか、中間あたりにも入山できる地点があり、そこをうまく使うことで最奥の方も辿り着きやすくなるため初心者の方はこちらを利用するといいだろう。

 

ただ、今回も行ってみて思ったことだが、私にとっては観光名所にすることは勿体ない場所であるようにも思える。世界遺産や文化財と呼ばれるものと同様、公式な肩書がつくことで本当の触れ合いが窮屈になってしまうからだ。川遊び、釣り、焚き火、人が増えることによる野生動物の住処の縮小など制限がかかった中での自然との触れ合いは物足りないだけでなく、本質への理解が浅くなりはしないだろうか。

 

だが、地元にしてみればここは重要な観光資源であり、飲食業・宿泊業など数少ない収入源になっているのも重要な点だ。そういった人と自然との関わり合いについて考えることは私の人生のテーマともいえ、考えることの多い題材だ。

 

近場に住むことができるようであれば、そんなことを考えながら日々の散歩感覚で歩いてみるのもいいかもしれない。


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