集落周辺の森林浴
ここ最近、古民家ブログばかり進めていて他のブログがほとんど更新されていない。梅雨入り前とあって春の陽気がちな天気が気持ちよく、何もしないでいるのはあまりに体に悪い。
ということで久々に森林浴をしてみることにした。といっても行動範囲は私が住むことになる集落を囲む山がターゲットである。我が集落は外部から入るための車道が東西1本ずつの計2本存在する。
その2本の入口以外は全てを山が囲んでいるという形で、わかりやすく言うと山の中にポツネンと平地ができたような立地になっている。今回散策しようと思った理由は2つあり、1つは沢沿いを遡って生きものチェックをすること。こちらに関してはまた後に日淡ブログで掲載予定とした。
そしてもう1つが今日のメインとなる我が土地探しというやつだ。これは古民家コーナーの「物件購入の顛末A」という記事に詳しいが、私の所有となる山がかなりの広さ(総面積2ヘクタールくらい)存在する。ただ、その所有を主張できる具体的な場所が私や前の所有者を含めて誰もわからないという状態になっている(いくつかは確定できているものもある)。
とはいっても、毎年数千円レベルで固定資産税を払うことにもなるし、その中でも確定できそうなものはできる範囲で突き詰めておいて損はない。まあもともと不良債権のようなものとして諦めて購入しているのだが、ダメ元で調べてみようと思ったことがキッカケとなる。
なにせ、私の手元には法務局でゲットできる土地の登記簿や、役所で発行できる山林図、前所有者の権利謄本(紙面に簡単すぎる図が書かれている)などがあり、地形図と読み合わせてなんとか大雑把な位置くらいはわかりそうな部分もあったりする。
つまりそれらの位置の見当をつけておこうというのが裏の目的ということである。冒頭の写真は集落のお宮に続く階段で、ここから山に入ることもできるような心臓破りの坂だ。
この長い階段を登り切ると右の写真のような舞台があり、かつて集落が賑わっていた頃の名残のようなものとなっている。この舞台はお宮と向かい合うような形で建っており、祭りなどのときには集落民が集って神楽などを鑑賞したとは古老の話。
神楽とはこの地方独特のもので、過去にも紹介記事を書いたことがあったが、周辺ではこのような形で祭りのときなどに神楽団を呼んで集落民全員で鑑賞するような習慣があるところが多い。
ただ今回はここは関係ないので通り過ぎるだけにして、我が家の裏の坂を50メートルほども登ると左の写真のような雰囲気となる。通常であればすでにこの時点で森林浴としてもいいくらいのところで、右の竹林は所有を主張できる数少ない山だ。
道路の左側には柵がしてあるのだが、この集落の特徴として集落の内側に立ってみたときにこういう獣害用の柵がほとんど見当たらない。その理由を示しているのがこの部分で、集落全体の外周ぐるりをこんな感じで柵(全長は何キロかになるだろう)で囲っている。
ここからさらに少し奥に進むと、集落の名前のついたO川という小渓流が流れている。右の写真はその上流に進む道と集落の外柵の境目、ちょうど山の入口にあたる部分で撮影したもの。
ちなみに、以前にも集落の川調査という名目でこのO川を遡ったのだが、今回進むのはそのO川が二股に分かれた反対側の林道だ。前回遡った側が本流といえるメインの方で、今回はその支流といった感じで水量も少ない小川といった様相だ。
ただ、この川は全体的な渓相としては雰囲気が良く、生き物が少ないことを除いてかなり私好みのものであるといえる。水温も15度前後と渓流にしてはかなり高めのため、マスが定着するのは難しいだろう。
ただ、これでもし水温が低ければマスの産卵床となるような場所には困らないと思えるような魅力があり、天は二物を与えない感じなのが残念な点だ。周囲の山も標高が低く、高いところでもせいぜい500メートル規模の低山地帯である。
結果的に今日の散策で概ねこのへんじゃないかとアタリを付けることが出来た土地が2〜3筆あり、そのうちの一つと思われる周辺に写真のような廃屋を発見した。
廃屋というか、もう崩れてしまっている建物で、もしここが私の土地だと急に言われるとかなり困ってしまいそうなシロモノだ。前所有者が林業もやっていたということで、基本的にはヒノキ山である可能性も高いが、中継基地としてこういったものを建てた可能性も否定できない。
さらにそのすぐ傍には左の写真のようなプレハブが姿を現した。どちらかというと、上の崩れた建物よりもこちらのほうが私の土地と思われる位置に近く、かなりの確率でこの周辺であろうと思われる。
このプレハブは30畳ひと間くらいのかなり大きなサイズであり、もはや小屋とは呼べないような印象であった。中を覗いてみるとすでに使用しなくなって数年が経過したような感じで、古い本棚や仮眠ベッドなどが置いてある。
これら周辺の森の様子なども載せたいが、つい目立った発見物のほうを取り上げてしまった。今回はこれら所有地の候補となる場所を大きく3か所ほど周り、数時間かけて散策した。次は今回発見したものに関しての情報を集落で探ってから再訪できればと思っている。
関連ページ
- 17/04/01 去年は薬師と奥只見のみ・・・
- 収穫は薬師でライチョウをたっぷり見れたことと、奥只見でヤマセミを至近距離で出会えて興奮
- 17/04/13 花見in土師ダム
- 「土師ダムの桜、見に行ってみんさい」お義母さんから勧められ、妻と行ってみる
- 17/04/22 郡山城址
- 郡山城址という、毛利元就の居城があった小山を散策
- 17/05/22 近場の環境調査
- この近辺は中国地方でも数少なくなってしまっているツキノワグマの生息地
- 17/05/27 県内随一の渓谷
- 県内随一の名勝といわれる三段峡に行ってみた
- 17/07/15 三段峡再訪
- 三段峡には入口が3か所ほどあり、正面入り口、中間地点にあたる入口、上流の湖付近の入口などがそうである
- 17/07/22 集中豪雨
- 。このところ空の様子はやや雲がかり、雨が降りそうで全く降らず、湿度だけ異常に高い日々だ
- 17/08/12 細見谷
- 帰広したときからの目標であった細見谷のトレッキングに出かけてみた
- 17/08/27 十方山
- 今回は立岩ダムから十方山山頂を目指す最も単純な登山ルートを行ってみる
- 17/11/10 地形が織りなす景観美
- 私の住むあたりでは9月あたりから濃い朝霧に視界を塞がれることが多くなる
- 22/04/11 生活用山水の起源探訪
- 今日は我が集落で使用している山水についてのお話。我が家で使用している生活用水はそのほとんどをこの山水でまかなっている。
- 22/12/05 野生の息吹
- 急遽予定変更して先日から我が家周辺で起こっている出来事についてレポートすることにした。
- 23/02/14 漁協の川掃除
- 今回はとある川で行われたイベントのお話。我々が住むあたりを流れる川を地元の人たちは可愛川(えのかわ)と呼称する。






