かかった予算まとめ
ここはこれまで作者がDIYをした中で完成させたものと、それにかかった予算を概算で紹介していくコーナーです。
概算で、というのは作者が細かい経費計算をするのが面倒であるということも大きいですが、消耗品やその他の費用を必要経費に加えるかどうかの判断が極めて難しいからでもあります。
大抵の作業には消耗品を使用する機会がつきまといますが、その消耗品をその作業で使い切るなんてことはほとんどなく、その他の作業にも使いまわしが出来たりしますし、必要な木材にしても以前切って余っていた材を使うことがかなり多くあります。それらの計算を考慮してかかった予算を出すのはかなり骨の折れる作業だったりするので、予算はだいたいのものとして捉えられるよう概算にしました。
また、本当の意味で「予算」というものを計算するとき、DIYにかかるガソリン代や弁当代、ゴミ捨て費や光熱費など、全てを合算すると予想以上に経費がかかってしまいます。恐らくですが、よほど効率的に動かない限り、リフォームをプロに任せてその費用分を仕事(休日にDIYするのを日当のバイトでもして)して稼いだ方がはるかに効率的で仕上がりもいいものが出来るでしょう。
たぶん、作者のような人間はDIYそのものが楽しいからするのであって、プロに頼むより安価でやりたいからという理由を入口にするとそのあたりで躓く気がしますし、知り合ったDIYヤーの中にも途中でこのロジックに気づいてDIYを諦め、プロに任せっきりになった人もいたりします。DIYはあくまでもちょっとした補修や修理程度の部分に留め、その他の大きな作業に関しては全てプロに頼むというのが最も賢い方法のようにも思えます。
ただ、効率を突き詰めて考えるとあまりメリットがないように思えるDIYですが、いくつかメリットを挙げるとすれば、完成後の維持メンテナンスにかかる費用が抑えられる可能性が高いことかなと思うこともしばしば。自分で手掛けたものが壊れたり破損した場合、自分で修理することもまた可能ということで選択肢が広がるということはあるでしょう。
あとは愛着の部分。やはり自分で手掛けたものは出来上がりが良かろうと悪かろうと思い入れが変わってくるのは間違いありません。それと、プロに頼んでやってもらうとなると細かい部分まで全て口出しするのはなかなか難しく、全て完全に自分の思い通りのものが出来る補償はありませんし、むしろ思い通りのものはなかなか出来ないと思った方がいいでしょう。
例えば工務店に依頼するとしても、説明した人間は配慮ができる人だったとしても実際に現場で作業にあたる人間は細かい部分が雑だったりします。土足禁止の部分に確認もなく土足で上がってきたり、仕事以外の部分を綺麗にしていかなかったり、ひどいのになると敷地内にタバコをポイ捨てにしたり唾を吐いたりするような輩もいたり。泥だらけの手で綺麗に拭き掃除したアルミサッシを開閉されたこともあったり、さらにそれに気付いて拭き取りをしたとしても作業に使った汚れたタオルでそのまま拭いたりして余計にダメージを拡げたりということもあったりします。作者も自分でできない部分はプロに頼むこともありますが、全てにおいてこちらが敬意を抱けるレベル(仕上がりが綺麗とかは職人として当たり前のことで、それ以外の挙措動作などを含めたもの)で仕事をする本当のプロというのに出会う機会は極めて少ないと感じています。
DIYを続けていて思うのは、コツコツ頑張ることでスキルが磨かれていくのが実感できるところで、上記のようなお金を払ってまでお願いしたくない職人に出会わなくて済むというのも人によってはメリットかもしれません。大きな現場ではしっかり管理されて末端の業者でも怒られないよう丁重な態度をとることが多いですが、個人宅の仕事などは雑に仕事をされる傾向がかなり強いような気がしています。
前置きが長くなりましたが、予算は全て消費税込みの価格としてあり、どちらかというと半端な数字は切り上げて計算しています。端数をあまり出しても複雑になるので材料費は100円単位で、合計金額は1000円単位になるように調整してありますが、ほぼほぼ実際にかかった額に近いと思います。
ひとまず母屋のリノベ費用を中心に載せていますが、今後は道具の総額や消耗品の総額(リノベが全て終わった後になるかも)、納屋や外構のリノベ費用なども順次報告していくつもりではあるので期待せずにお待ちください。
母屋のリノベーションにかかった予算
| インテリア(家具) | ゼロから新たなものを作成
DIYの様子はこちら |
|---|---|
| 靴棚 | 予算:木材8000円、MDF1600円、蝶番800円、取っ手3000円、消耗品1600円、計1万5千円
杉破風板(4面加工プレナー一等材)を骨組として使用 |
| 洗濯機囲い | 予算:木材5000円、洗濯機パン4100円、水栓2500円、VU管一式900円、消耗品500円、計1万3千円
60角材を四隅の柱として使用 |
| テレビ台 | 予算:杉一枚板3200円、木材8500円、消耗品300円、計1万2千円
天板に杉一枚板を使用 |
| 水屋棚 | 予算:木材7900円、消耗品100円、計8000円
棚板は杉二階板を使用 |
| レンジ台 | 予算:木材5800円、MDF800円、スライドレール4000円、取っ手2000円、消耗品1400円、計1万4千円
スライド板は集成材を使用 |
| 棚 | 予算:(写真上の棚)木材2500円、(写真真ん中の棚)木材800円、(写真下の棚)木材500円、消耗品200円、計4千円
写真上の棚は破風板を天板に使用 |
| 食卓 | 予算:杉一枚板5000円、木材2500円、金折3300円、脚裏クッション400円、消耗品800円、計1万2千円
骨格は全て60角材を使用 |
| エアコン | 新品を購入して設置
DIYの様子はこちら |
|---|---|
| 予算 | エアコン本体115000円、木材300円、ボルトナット200円、取り付け工事費16500円、計12万2千円 |
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再利用したもの:エアコン本体を支持する下地材全て |
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購入したもの:エアコン本体、室外機、ボルトナット
壁の穴開け以外の取り付け作業は業者依頼 |
| 縁側 | 元々あったものを全て解体して新たなものを作成
DIYの様子はこちら |
|---|---|
| 予算 | 木材11000円、キシラデコール8500円、消耗品500円、計2万円 |
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再利用したもの:台板を支えている破風板、垂木材 |
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購入したもの:アカマツ30×40、キシラデコール4リットル
アカマツは4メートル材、3メートル材を購入後、各50センチにカットしたものを約160本ほど使用 |
| 押入 | 元々あったものを大幅に解体して新たなものを作成
DIYの様子はこちら |
|---|---|
| 予算 | 木材25000円、スライドレール1200円、MDF1500円、スタイロフォーム1800円、古建具7000円、蝶番200円、石目打掛900円、取っ手300円、消耗品2100円、計4万円 |
| 再利用したもの:前框、後ろ框、中板受けの根太材、天井板、敷居、鴨居、廃棄フスマの框材 | |
| 購入したもの:アカマツ35×45、ベイマツ45×45、ベニヤ12ミリ、ツーバイ材、ワンバイ材、桟木、杉座板、杉野地板、MDF、スタイロフォーム30ミリ、スライドレール、古建具、蝶番、石目打掛、取っ手
アカマツは枕棚受け材に使用 |
| 踊り場、ポーチ周り | 元々あったものを一部解体、上貼りして新たなものを作成
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|---|---|
| 予算 | 勝手口土間:木材1500円、石膏ボード1000円、消耗品500円、計3千円
玄関土間:木材2000円、土間コン打設1500円、タイル14000円、消耗品2500円、計2万円 |
| 再利用したもの:踏み台を固定するための根太掛け材、玄関土間の床置きの踏み台(木材ブロック)、勝手口土間の踏み台用木材は切れ端を利用、玄関土間の立ち上がり壁用板材と踏み台の脚も切れ端を使用(予算では全ての木材切れ端を長さあたりの値段相当で換算)、ホワイトセメントは譲り受け | |
| 購入したもの:杉破風板、見切り木材、ポルトランドセメント、左官砂、半練りコンクリート(浴室土間の余り材)、タイル300角、タイルボンド、墨汁、ホワイトセメント
破風板は踏み台天板に使用(勝手口、玄関ともに同商品) |
| 壁 | 元々あった砂壁を全て剥がして漆喰に塗り直し
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|---|---|
| 予算 | 本漆喰77000円、寒水石1厘900円3厘1800円、シーラー4000円、中塗り土2200円、剥離剤1000円、消耗品3100円、計9万円 |
| 再利用したもの:小舞竹、しゅろ縄、ワラ | |
| 購入したもの:本漆喰、寒水石、シーラー、中塗り土、剥離剤
漆喰は20キロ袋を大体23袋使用 |
| キッチン | 何もなかったリビングに新設
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|---|---|
| 予算 | 金折2500、石膏ボード4000円、アルミフレキ1100円、ガラリ1000円、レンジフード一式50000円、キッチンパネル10400円、アルミアングル600円、ステンレストップ143300円、ビルトインコンロ55000円、木材30200円、MDF3000円、スライドレール3700円、蝶番2300円、取っ手8000円、マグネットキャッチ500円、水はね防止スタンド5000円、PB管4000円、PB管用コネクタ11800円、サドルバンド100円、山水用水栓32700円、上水用水栓8000円、消耗品9800円、計38万7千円(電気部材、電気工事費は別) |
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再利用したもの:ヒノキ垂木材(コンロ天井部補強、コンロ台の下地材として)、石膏ボード、一部木材 |
| 購入したもの:上記の予算にある全ての商品の他、消耗品の主なものとして石膏ボードビス、アルミテープ、パネル施工セット(ボンド、テープ、コーキング剤)、アルミペンキ、耐炎コーキング、養生テープ、塗料、ウレタンニス等
木材の内訳:ワンバイ材、ツーバイ材、防虫防腐処理済ワンバイツーバイ材、60角材、9ミリベニヤ、杉野地板、杉破風板、杉幕板 |
| 玄関、窓 | 元々あったアルミサッシ(単板ガラス)を全て新しいもの(複層ガラス)に交換
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|---|---|
| 予算 | アルミサッシ545600円、玄関引戸377200、取り付け工賃37800円、搬入諸経費18900円、木材2500円、計98万2千円 |
| 再利用したもの:ワンバイツーバイ材、敷居材、垂木材 | |
| 購入したもの:ワンバイツーバイ材、アルミサッシ計12枚、アルミドア(玄関引戸)
玄関ドア、引き違い4枚掃き出し窓、通風ドアの取り付けを業者依頼 |
| スキマ断熱 | サッシと木枠の間の隙間などに発泡ウレタンを充填
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|---|---|
| 予算 | 発泡ウレタン6000円、木材2000円、計8千円 |
| 再利用したもの:なし | |
| 購入したもの:発泡ウレタン計5本、瓦桟、見切り材
発泡ウレタンは使い切りタイプのものを使用 |
| 洗面台 | 何もなかった廊下に壁を立ち上げて洗面脱衣所を作り、そこに洗面台を作成
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|---|---|
| 予算 | 杉一枚板3000円、木材5100円、L字金具1800円、サドルバンド100円、耐水石膏ボード1000円、PB管1000円、PB管用コネクタ9000円、VU管一式4400、洗面ボウル36000円、排水ネジ変換アダプター1900円、蛇腹トラップ一式3300円、竹水栓3400円、洗面ミラー14000円、接続金具500円、消耗品1500円、計8万6千円(電気部材、電気工事費は別) |
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再利用したもの:9ミリベニヤ板、杉野地板 |
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購入したもの:ワンバイツーバイ材計10本
杉一枚板は5000円のものを3分の2ほどカットして使用 |
| 建具 | 新規の建具に交換や、もともとあるものにリペアを実施
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|---|---|
| 玄関出入口の引戸 | 予算:木材700円、工芸うるし塗料1200円、消耗品100円、計2千円
ラワンベニヤを建具の上に釘打ち |
| 玄関出入口の引戸(裏) | 予算:木材300円、シート1600円、モヘアシール400円、鏡3500円、消耗品200円、計6千円
シートはアサヒペンのメイクアップシートを使用 |
| 応接間の引戸 | 予算:アクリル板12500円、消耗品500円、計1万3千円(扉4枚分)
アクリル板はもともとついていたガラスと同厚(2ミリ)のものを購入 |
| リビングの簾戸 | 予算:簾戸4500円(3枚分)、取っ手400円(6個)、戸車500円、消耗品600円、計6000円
写真の簾戸のうち右の1枚は戸車加工 |
| トイレドア | 予算:シート3000円、明り取り1100円、ドアノブ3800円、消耗品100円、計8千円
シートはアサヒペンのメイクアップシートを使用 |
| 洗面脱衣所アコーディオンドア | 予算:アドーディオンドア8000円
ジャスト寸法で加工も一切なし |
| 電気まわり | 配電盤を交換し容量増(30A→50A、2回路→11回路)の工事を実施、旧配線は全て活かしながらスイッチ・コンセントプレートは全て交換、新たなスイッチ・コンセントを増設
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|---|---|
| 予算 | 業者依頼費230000円、電材費20600円、ケーブル類3000円、照明73800、消耗品2600円、計33万円 |
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再利用したもの:各シーリングライトの天井取り付け部材、旧配線は全てそのまま使用 |
| 購入したもの:スイッチ9箇所分の部材、コンセント16箇所分の部材、VVFケーブル、アース線、ほとんどの照明
業者はほぼ全ての配線工事、分電盤取り付けを依頼 |
| 天井 | 既存の天井を塗装、勝手口のみ解体して新規作成
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|---|---|
| 予算 | 木材9200円、金折1400円、取っ手300円、消耗品3100円、計1万4千円 |
| 再利用したもの:天井板は寝室床の捨てベニヤとして使っていたものを再利用、廻り縁の下地材はヒノキの垂木を再利用 | |
| 購入したもの:アカマツ35×45、金折、取っ手
アカマツは3メートル材を計14本使用 |
| トイレ | 元々あったものを使用しつつ、上張りして新たなものを作成
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|---|---|
| 予算 | ウォシュレット36000円、木材9000円、手洗い鉢11500円、陶器シェード2000円、フロアタイル3200円、電球一式1900円、水栓4000円、PB管用コネクタ3100円、PB管1200円、VP管一式700円、Pトラップ一式3500円、トイレットペーパーホルダー2700円、タオルハンガー3700円、金具200円、延長コード・タップ800円、消耗品2500円、計8万6千円 |
| 再利用したもの:垂木材、アカマツ切れ端、下地材切れ端、杉野地板切れ端 | |
| 購入したもの:予算記入項目以外ではアカマツ35×45、9ミリベニヤ板、杉野地板
アカマツは棚板などの骨組として使用 |
| 床 | 元々あったものを全て解体して新たなものを作成
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|---|---|
| 予算 | 畳52900円、木材67600円、フローリング45800円、スタイロフォーム30ミリ30900円、50ミリ13900円、ピンコロ石1300円、鋼製束7800円、アルミアングル200円、フローリング傷シート400円、消耗品5200円、計22万6千円 |
| 再利用したもの:敷居材、垂木材、大引き、根太など | |
| 購入したもの:上記費用に含まれるものの他、ベイマツ45角、針葉樹合板9ミリ・12ミリ、ヒノキ105角、ツーバイ材、
木材内訳は根太(ベイマツ45角4メートル25本・3メートル24本)28700円、9ミリ合板17枚17600円、12ミリ合板10枚11200円、大引き(ヒノキ105角・杉105角混ぜ合わせ5本)8200円、根太掛け(ツーバイ材6F2本)800円、框材(杉90角1本)1100円 |
| 浴室 | 在来浴室の床だけを解体して空いた空間にユニットバスを施工
DIYの様子はこちら |
|---|---|
| 予算 | ガラ処分費12900円、VU管一式1100円、アルミフレキ1100円、アルミガラリ1000円、ワイヤーメッシュ900円、コンクリート5000円、ユニットバス一式467800円、ユニット壁再送分25100円、施工用治具4000円、木材3300円、スタイロフォーム15ミリ1700円、30ミリ4500円、金具300円、PB管600円、PB管接続コネクタ7300円、消耗品5400円、計54万2千円 |
| 再利用したもの:一部排水管、土間コン埋設用ビニールシート、敷居材の切れ端 | |
| 購入したもの:ワンバイ材、60角材、90角材
ガラ処分費は在来浴室を解体した時に出たゴミ約1.2トンを捨てたときの費用 |
| 工具まとめ(電動工具) | 作者が所持している工具や使い方・使い勝手を紹介 |
|---|---|
| 工具まとめ(手工具) | 作者が所持している工具や使い方・使い勝手を紹介(準備中) |
| 必要な消耗品 | 作者がDIYで必要としてきた消耗品を紹介(準備中) |
関連ページ
- 工具まとめ(電動工具)
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